「丁度いい。俺もお前に話があった。」 私に? なんだろう。 これ以上何か言われたら、頭が破裂しそうなんだけど………。 「新撰組のもとに帰りたいか?」 えっ………。 思ってもいなかった言葉に、戸惑う。 「どうなんだ。」 そう言われても…。 私には、そんな資格はない気がする。 って、自分にいつもそう言い聞かせていた。 だけど。 そんなの、ただの言い訳 本当は…怖いだけなんだ。私を受け入れてくれないのでは無いのかと。 ただの、弱虫だ。