「……………………。」 ふと顔をあげると、山崎さんの背中が見えた。 静乃ちゃん… どうか無事でいてね… 決心を固め、僕は再び。 鉄のような匂いが漂う、店に戻った 「土方さん…」 中にいた土方さんに、一言かけると、土方さんは頷き、ふっと顎を前にむけた。 その先には、敵の中心自分であり。 そして…裏切りものがいた。 もちろん、縄で縛られていた。 紗枝ちゃん…君は許さないよ。