画面には懐かしいヒーローが怪獣と、周りの建築物お構い無しに派手な闘いを繰り広げている。
「ウルトラビームでストライク!!♪」
ノリノリで熱唱しているは河田。
こいつ…
ウルトラマン好きなのか…!?
そして熱唱しすぎな河田に気を取られているうちに“ウルトラマンセブン”は終わった。
「はぁっ…スッキリしましたー」
言葉通りスッキリした表情の河田がソファに腰掛ける。
「好きなの?ウルトラマン」
乗り気じゃなかった割に随分ノリノリでしたが…
「あ…はい」
少し恥ずかしそうに笑う河田に。
それにまた
きゅーん…
「子供の頃からずっと…ファンなんです」
「へぇ…」
誰かの好きなものを知って、
こんなに嬉しいと思うのは
初めてだった。



