美女がダサ男に恋をした!?





こんなに鼻血出るな出るなと祈りながら誰かと一緒に歩いたのは初めてだ。




河田が歩く自分の左側が妙にこそばゆくて気になって、必要以上に早足になってしまう。




明らか運動不足の河田は若干ついてこれてない。






「あっ…そ、そうだ!
マックとか行かない?」






このまま無言で、徒競走みたいに歩いてるくらいなら…と思ってマックに入ったのだが





「………」

「………」





いざ向き合って座るともっと緊張するー!!!






マックシェイク(バニラ)を飲むあたしの正面で、ハンバーガーを口に運ぶ河田。




なんか…河田ってマック似合いすぎる…


ていうかハンバーガーって中身豚!?牛!?共食いにならない!?大丈夫!?!?







「…あのー…」





ハンバーガーを凝視するあたしに気づいた河田が、気まずそうに口を開いた。





「た…食べますか?」


「あっいや!大丈夫!」





どうやら食べたいのだと勘違いされたらしい。




慌ててハンバーガーから視線を外してシェイクを啜る。





「……………」






沈黙………