書くというのは、非常に難しい。


だから私は、描いていたころの作品を引っ張り出した。


それが、蒼と梨香だ。


蒼はともかく、梨香は“梨香”って名前じゃなかった気がする。


まぁ、良いや。


最初は、この2人だけの話だった。


しかし、梨香に友達がいても良いだろうと思って、アンジェリーナを作った。


『普通』の女子高生って基準があるとしたら、梨香は異端だと思う。


ならば、異端の友達はやっぱり異端だろうな…。


自分が梨香やアンジェリーナとは別の意味で異端だから、その辺は身をもって体験してるし。


だから、ウケが悪そうなアンジェリーナを作ったんだろう。


坂下を作ったのは、新任教師がいきなり担任っていうのは違和感あるよな…という理由+あの卒業式を書いてみたかったから。


梨香と蒼が両思いになって、はい終わり~…って作品だったんだけど、その後も書きたくなった。


気がついたら、切りどころをどうしようか…と思いながらダラダラと…。


蒼を取り巻く環境(母親とか)については、私の脳内ではもう少しドロドロしたものですが、その辺は別の作品に引き継ごうと思ってます。





最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2008.12.7

桜雛