蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】

初めての夜は、上手くいかなかった。



あまりの痛さに、私が泣いてしまったから。




「泣くほど辛いなら、やめよう。」


「やめちゃ…ダメ。」


「梨香が泣くほど痛がってるのに、無理矢理はできないよ。」




そう言うと、蒼先生は優しく抱きしめてくれた。




「先生、ごめんなさい…。」


「いいよ、梨香がOKしてくれただけで…僕は充分。」



だけど…こんなんじゃ、ダメなのに…。




蒼先生に対して、ただ申し訳ない気持ちで一杯だった。