少し歩くと観覧車があったので、乗ることにした。
近くに記念撮影をしてくれる人がいたけど、蒼先生はそれを断った。
カメラを手にしたオジサンは、私を見てニヤニヤした嫌な笑みを浮かべた。
観覧車に乗ると、蒼先生は着ていた上着を投げ捨てるように座席に放ると、向かいのシートに座った。
眉間にシワが寄ってる…。
ピリピリした空気に、立ちつくしていると
「座りなよ。」
蒼先生は、自分の隣の空いてるスペースを指差した。
向かいのシートにバッグを置き、私は言われたとおりに蒼先生の隣に座る。
蒼先生は、片手で私の肩を抱くと、もう一方の手で頭を撫でた。
「梨香、嫌な思いさせて…ゴメン。
僕と一緒にいるだけで、援交してるなんて目で見られてるよな。
梨香は、紛れもなく彼女なのに…。」
今日は、嫌なカンジの視線をすごく感じるって思ってたけど、私が制服だからそんな風に思われていたんだ…。
近くに記念撮影をしてくれる人がいたけど、蒼先生はそれを断った。
カメラを手にしたオジサンは、私を見てニヤニヤした嫌な笑みを浮かべた。
観覧車に乗ると、蒼先生は着ていた上着を投げ捨てるように座席に放ると、向かいのシートに座った。
眉間にシワが寄ってる…。
ピリピリした空気に、立ちつくしていると
「座りなよ。」
蒼先生は、自分の隣の空いてるスペースを指差した。
向かいのシートにバッグを置き、私は言われたとおりに蒼先生の隣に座る。
蒼先生は、片手で私の肩を抱くと、もう一方の手で頭を撫でた。
「梨香、嫌な思いさせて…ゴメン。
僕と一緒にいるだけで、援交してるなんて目で見られてるよな。
梨香は、紛れもなく彼女なのに…。」
今日は、嫌なカンジの視線をすごく感じるって思ってたけど、私が制服だからそんな風に思われていたんだ…。


