模擬店の当番が終わってから、アンジェと2人で校内をまわることにした。



制服に着替えようと更衣室に行ったら混んでいたので、道場の更衣室まで足を運んだ。


ここは、ホントに静かだった。


私たちしかいない。




「リコ、着替える前に1枚撮るよ。」


アンジェが私の携帯を手にし、言った。



なんで、私の携帯?


ブラが透けないように継ぎ足した布を取られ、仰向けに倒された。


え?


なんて思っているうちに、撮られたみたい。




「おー、いいカンジ。

私ってば、撮る側に回っても食べていけるんじゃない?」


そう言って、アンジェは撮った画像を私に見せた。



やだー!ブラ透けてるの分かるし、スカートの裾もめくれてパニエが見えちゃってる…。




アンジェは、携帯を返すことなくいじっている。


「ねぇ、何してるの?」


「決まってるじゃん。」


私の方を向くと、ボタンを1つ押して言った。




「このサービスショットを、蒼に献上~。」


「ちょ…ちょっと!やーだー!」




アンジェから携帯を取り返した時には、無常にも


『送信完了しました』


という文字…。


うそ…。


送られたメールを確認する。




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透けブラ晒しちゃうリコはイケナイ子です。

ご主人様、アトでたっぷりお仕置きしてください。


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ひ…ひどいよぉ。