梨香が出て行った後も、僕の身体はさっきまでの情事で火照っていた。




彼女の香りがまだ残っているこの部屋で、僕は自分を慰めた。




梨香がネンネなのは、分かりきっていたことなのに…。


馬鹿なことをした。



そう…思った。