「っ……、あぁ、おぅ。あった、あった。」 慌てて後ろを振り向けば ボールを飛ばした友達がいた。 「集合だってよ。行こうぜ。」 「おう。」 グラウンドへと戻りながら 後ろを見ようか迷ったけれど 結局見なかった。