PM5:30



「‥‥。」


「‥‥。」





ずいぶんと長い

沈黙が続いていたけど、

不思議なことに

気まずいとは思わなかった。












真正面には真っ赤な夕焼けに

きらきら光り輝く川、

身体中に広がる甘酸っぱい苺と

隣には大好きな君

つないだ手のひら。





‥いっそこのまま、

時が止まってしまえば

いいのに。