千里が連れ去られるのを見送ったあと、プリントを取りに行くため本日何度目かの職員室へ向かっていた。
途中予鈴が鳴って教室へ戻る人や次の教室へ向かう人で賑わう廊下を越えて、職員室のあるエリアへたどり着いた。目的地はもう目の前という所で厄介な人に出会してしまった。
「やあ」
あぁ、今一番見たくない顔だ。
「奇遇だね、ウサギちゃん」
笑顔の御園蘇芳に思わず顔がひきつる。
奇遇だなんて絶対嘘だ。
本鈴間近にこんなところに御園蘇芳がいるわけない。しかも一人で。
何より笑顔が胡散臭すぎる。
「また頼まれ事?」
「……そうです。それじゃ!」
「待って!」
深く突っ込まれる前に立ち去ろうとしたら急に腕を捕まれた。
「ま、まだ何か?」
「さっきまで一緒にいたのはウサギちゃんの彼氏?」
か、彼氏!?
それってまさか千里のこと!?
「ち、違います!千里は大切な幼馴染みで……」
朝の一件で皆には御園蘇芳と付き合ってるって勘違いされて、御園蘇芳本人には千里と付き合ってるって勘違いされるなんて……。今日は厄日ですか!?
途中予鈴が鳴って教室へ戻る人や次の教室へ向かう人で賑わう廊下を越えて、職員室のあるエリアへたどり着いた。目的地はもう目の前という所で厄介な人に出会してしまった。
「やあ」
あぁ、今一番見たくない顔だ。
「奇遇だね、ウサギちゃん」
笑顔の御園蘇芳に思わず顔がひきつる。
奇遇だなんて絶対嘘だ。
本鈴間近にこんなところに御園蘇芳がいるわけない。しかも一人で。
何より笑顔が胡散臭すぎる。
「また頼まれ事?」
「……そうです。それじゃ!」
「待って!」
深く突っ込まれる前に立ち去ろうとしたら急に腕を捕まれた。
「ま、まだ何か?」
「さっきまで一緒にいたのはウサギちゃんの彼氏?」
か、彼氏!?
それってまさか千里のこと!?
「ち、違います!千里は大切な幼馴染みで……」
朝の一件で皆には御園蘇芳と付き合ってるって勘違いされて、御園蘇芳本人には千里と付き合ってるって勘違いされるなんて……。今日は厄日ですか!?


