私の彼氏はお兄ちゃん!


もじもじしながら、お兄ちゃんを下から見た。

お兄ちゃんは、ぼーぜんとしている。

やっぱ、だめだよ私にはこういう色っぽいもの、似合わないよ。

「それ選んで正解だな。だけど…」

だけど?

途中で言葉を切り、お兄ちゃんが私の胸元に顔を近づけた。