「まずはここを出よう・・」 私は倉庫から一歩踏み出した。 しばらく倉庫から 出ていなかったため、 倉庫の外は凄く明るかった。 それでも夕暮だったけれど。 お母さん、私充分待った。 でもお母さんが 来てくれないなら・・・、 私が探して会いに行くよ。