【完】愛の血−超勝手な吸血鬼



誰がんな話してんだっつーの。



「じゃあ……何?」



それは……その……

なんて言えばいいんだ?


アイツは何か裏がありそうだから気をつけろ。ってとこか?

でも、その前に何でアイツを知り合いかを説明しなきゃか?



「ほーら、やっぱり。

でも残念でした。
繭ちゃんは男の子苦手なんだって」



はぁ?
だから、そんな話じゃなくて……。



「だからムリだよ」

「だからっ、そんなんじゃねーって!」

「じゃあ何!?」



……面倒臭ぇなぁ。



「ともかく……アイツには必要以上に近付くな」



そう全てをまとめて、その場を去ってしまった。