【完】愛の血−超勝手な吸血鬼




あ、そう言えば。

あの先生、俺に話しかけてきた時、保健室で待ち合わせしてるのブチられたって言ってたっけ。


あん時は気にもならなかったけど。

あの男子生徒ともしてんのかよ。

なんだ、あの教師。

手付けすぎだろ。


そんな事を考えていた俺に、



「冬夜君は私の血が必要なんでしょう!?」



繭は声を荒げる。



こんな風に責められるのは何度目だろう。


たった1回、血を飲んだだけで。

俺の“相手”だと言っただけで。


俺を自分の物だと勘違いしすぎ。


はぁ、と大きな溜息が出た。



この後に言う言葉も決まってる。