【完】愛の血−超勝手な吸血鬼



「保健室に冬夜君が出てくるのを見たって子がいたの。
中を見たら先生がベッドで横になってたって。
それで確認しに行ったら、先生の首に痕があった」



保健室から出た時?


あー……、ああ。思い出した。

保健室の前でガラの悪そうな男とぶつかったっけ。



「あの男と知り合いなの?」

「えっ……。
知り合いってわけじゃ……」



言葉に詰まった繭を見て噂は本当なんだって、確信した。


繭は裏でかなり遊んでいるらしいって、噂がある。

しかもかなり手広くやってるみたいで。


まぁ、別にそれが本当だったとしても、俺は問題はないけど。


俺としては血がもらえれば、それだけで良いわけだし。

お互い適当な付き合いが出来れば最高だろ。