唯依、唯依は……?

裏庭に着いたときには、もう遅かった。

唯依も奈津も壁に押さえつけられ、

ブラウスは開かれ、

下着が丸見えになっていた。

唯依は、半端じゃないくらいに

震えていて、泣いていた。

もう、放心状態になっていた。

それで唯依の声が聞こえなかったんだ…


……モヤモヤした。

何唯依に触ってんだ、クソ野郎。

隼「蓮、行くぞ」

俺の合図と共に、

唯依たちのところへ行き、

男が何かいいかけたところを、

隼「おい、離せ」

遮ってやった。