ヤンキーなんて大ッ嫌い!!?




隼「あのさ、アパート…
引っ越したいんだけど、ダメか?」

父「いいぞ」

あ、いいんだ。

意外とあっさりしていた。

隼「ありがとう。
今の所よりも、セキュリティが
しっかりしてるところにしたい」

母「わかったわ。
探して手続きしておくわね」

父さんも母さんも、きっとわかってる。

兄貴のことが関係してるって…

母「隼人、ごめんなさいね…
私たちが海人を追い出さなかったら
あなたは辛い思いしなかったのに…」

母さんはそう言って

涙を流していた。

知っていたんだ、二人とも。

兄貴が俺の所にいたことを……