隼「……俺ら、もう別れよ」

冗談、そう思いたかった。

思わず私は聞いたんだ。

唯「冗談、だよね……?」

そう聞いたのが間違いだった。

隼「冗談じゃねぇよ。
最初から本気じゃなかったし」

…う…そ……

唯「嘘だよね…?
ねぇ隼人、嘘って言ってよ!!」

隼「もう、うざい。
お前みたいな女、嫌い。
遊びってことくらいわかれ」

"遊び"

あぁ、やっぱり遊びだったんだ…

やっぱり私じゃ、

本当の彼女にはなれなかった…