その次の日から 俺は唯依を避けはじめた。 本当は避けたくなんかない。 いつもみたいに、抱き締めたり、 キスしたり……したい。 だけど、唯依といるところを 兄貴に見つかったら 確実に唯依は兄貴の標的になる。 それだけは絶対に嫌だ。 だから唯依との接触を避けた。 学校で普通に接すると 外でもボロが出る。 だから学校でも態度は変えなかった。 だけど、それは唯依のためであり、 唯依を不安にさせるだけの行動だった。