唯依は黙って聞いてくれた。

話し終わると、

『私と、幸せになろ?』

そう言ってくれた。

きっと同じような痛みを

経験してきた俺たちだからこそ、

惹かれ合ったんだよな…

だから俺は、唯依に惚れたんだ…

過去があったからこそ今の俺がいる。

そして、唯依に出会えて、

惚れて、付き合った。

これは偶然じゃなく運命だって

俺は思いたい。

俺、こんなに女々しかったっけ…笑

でも唯依、お前が望むなら

いくらでも幸せにしてやる。

そして、愛してやるよ…