そしたら唯依は

話があると言うから、屋上へ行った。

まさか、別れ話じゃないよな…

俺、別れたくねぇよ…

そして屋上について、

唯依が言った言葉は別れ話ではなく、

大嫌いって言ったことの謝罪だった。

それとともに、

"大好き"って言ってくれた。

俺は嬉しかったんだ…

あんなに心を閉ざしていた唯依が、

素直に好きって言ってくれたことが…


だから、俺も話した。

健さんに話したのと同じように、

過去にあったことを…