――次の日、学校―

今日はお昼休みは

隼人たちは迎えにこないだろう、

そう思って私のほうから

隼人たちの教室に行った。

隼人は、窓際の一番後ろの席で

蓮と話していた。

やっぱり今日は来る気ないんだ…

隼人のクラスの前で立っていると、

突然声をかけられた。

?「……唯依ちゃん?」

振り返ると、知らない男の人。

唯「…あの……」

?「あ、ごめんね、急に。
俺は大野翼。で、隼人の友達。
隼人の彼女だよね?」

唯「あ、はい。あの…
隼人、呼んでもらえますか?」