どうして別れないって はっきり言ってくれないの? 隼人は私のこと本当に好きなの? もうわかんない… わかんないよ… 唯「……もう…いい!! お兄ちゃんも隼人も…… どうしてふたりとも 私の気持ち、踏みにじるの…?! もう知らない!!大っ嫌い!!」 そう言って、家を飛び出した。 ……ひどいよ… やっぱ私のこと、遊びだったのかな… もう、何を信じればいいのか わかんないよ… 私は気付かないうちに 奈津に電話をかけていた。