ヤンキーなんて大ッ嫌い!!?




健「……わかった。
唯依、よく聞け。
隼人の兄貴は、

お前を、犯した奴だ…」

……え…どういう、こと…?

隼「それ…本当、ですか…?」

健「あぁ、そうだ。
だからお前には、お前にだけは
唯依を任せられない。」

私の中の何かが、一気に崩れ去った。

隼人と付き合っていたら

いつかはその人に会うことになる。

それは、すごく怖い。

だけど、隼人は…

隼人とはどうしても別れたくない。

気が付いたらお兄ちゃんに向かって

泣きながら叫んでいた。