健「おい、隼人。 お前、兄弟いるか?」 隼「え……いますけど…」 健「兄貴か?」 隼「そうですけど、なんで……」 なんで急に兄弟の話……? わけわかんない。 隼人、困ってるじゃん… 健「写メとかねぇの?」 隼「ありますけど…… …これが兄貴です」 そう言って、隼人は携帯の画面を お兄ちゃんに見せていた。 健「………やっぱり…(ボソッ」 お兄ちゃんは何か呟いていた。 自分にしか聞こえないくらいの声で。 そして、そのあとに続いた言葉に 私は愕然とした。