唯「お兄ちゃん?どうかした?」 健「……え?」 唯「変な顔してたよ」 健「ぃや、あいつの顔、 誰かに似てると思って…」 ……誰だろう。 お兄ちゃんの友達とかかな? でも友達だとしたら、 こんな歪んだ顔なんてしないはず。 じゃあ、誰だろ…… まぁ、気にすることないよね。 気になるけど。 お兄ちゃんのことだもん。 思い出したとしても そんなに重要な人じゃないでしょ。 ――この考えが、甘かったんだ…