ヤンキーなんて大ッ嫌い!!?




唯依は、小さくなって

教室の隅っこで震えていた。

隼「唯依。なんかあったら
言えって俺、言ったじゃん…」

唯「ごめん……
心配かけたくなかったの…」

隼「言ってくれないほうが
余計に心配になる……。
だから今度からは、
ちゃんと言えよ?約束。な?」

唯「…うん」

唯依は、小さく頷いてくれた。

そういえば、この数日、

放課後に毎日ここに来てて

あんなふうに殴られてたなら……

確かめるべきだな。