唯依は、小さくなって 教室の隅っこで震えていた。 隼「唯依。なんかあったら 言えって俺、言ったじゃん…」 唯「ごめん…… 心配かけたくなかったの…」 隼「言ってくれないほうが 余計に心配になる……。 だから今度からは、 ちゃんと言えよ?約束。な?」 唯「…うん」 唯依は、小さく頷いてくれた。 そういえば、この数日、 放課後に毎日ここに来てて あんなふうに殴られてたなら…… 確かめるべきだな。