キレた俺は、
女たちを本気で怒鳴った。
唯依は、なんでここにいるの?
とでも言いたそうな顔をしてた。
そのとき女が突然話し出した。
「隼人くん、どうせ
この子も遊びなんでしょ?
だからそう知らせてあげた。
なのにどうして…
どうして私たちを怒鳴るの…?」
……遊び?
ふざけんな。んなわけねぇだろ。
隼「俺がいつ、遊びっつった?
ふざけんなよ!!冗談じゃねぇ。
唯依は、唯依はお前らとは
違うんだよ!!一緒にすんな!!
本当に本気の彼女なんだよ!!
勝手に決めつけて
唯依に怪我させてんじゃねぇ!!
とっとと失せろ、クソ女。
そう言ったら、
女たちは泣きながら出ていった。

