……痛い、痛いよ… もう、帰ろう。 隼人ももう、帰ったのかな… そう思って立ち上がろうとして 力を入れた瞬間、 ―――ズキッ すごい激痛が身体に走った。 だけど私は痛い身体を引きずりながら 玄関に向かって歩いた。 その途中、後ろから名前を呼ばれた。 「……唯依?」 振り向かなくてもわかる。 それは、隼人……。 振り向いたら、 隼「先帰れって言ったじゃん…」 唯「ちょっと用事できて残ってたの」