――ある日

隼「唯依、悪いけど
俺、今日日直で遅くなるから
先帰っててくんね?」

唯「ん、わかった」

隼「ごめんな?
一緒に帰れなくて…」

唯「ううん、大丈夫。」

そう言ったら、隼人は私にキスをした。


そして放課後になって教室を出た。

私は玄関に向かって歩いていた。

何も変わらない1日だった。

このときまでは……


突然、後ろから呼び止められた。

「あんた、中原唯依?」

振り返ると、ケバいパンダが3人。

前とは違う人だった。