そのあとに唯依から出た言葉は、 過去を話されたときよりも 驚くものだった。 『私も、隼人が好き』 夢かと思った。 唯依が俺を好きだなんて、 絶対にあり得ないと思ったんだ。 だけど目の前には 顔を真っ赤にさせている、唯依。 あぁ、夢じゃないんだ。 そう確信した。 やべぇ、超うれしい… もう片想いじゃないんだ。 唯依はもう、俺のものなんだ… 唯依はさっきから自分が汚い なんて言うけど、 唯依は、キレイだ…