ヤンキーなんて大ッ嫌い!!?




そして唯依がゆっくり話しはじめた。

唯依が話している過去は

想像よりもひどいものだった。

遊びに行った帰り道に

ヤンキーに絡まれ、犯されたって。

泣きそうになりながら話していた。

俺は気が付いたら

唯依に手を伸ばしていた。

唯依の頭をなでていた。

唯『こんなに汚れた私でも、
隼人は好きって言ってくれる…?』

唯依は突然こう言い出したんだ。

なんで、こんなことを言うんだよ…

唯依は唯依じゃんか…