あー、声かけちゃった… 隼「ん?何?」 もぅ、言わなきゃね… 唯「あのね、話、あるんだけど 聞いてくれる?」 隼「うん、聞くよ」 隼人の声が、口調が、 なぜかいつもやさしく感じた。 だから少し安心した。 そして、ゆっくりと話しはじめた… 奈津に話したのと同じように、 全てを隼人に打ち明けた。 泣きそうになりながら話していると、 隼人は時々うんうんって頷きながら 私の頭をやさしくなでてくれた。 そのおかげで少し 落ち着いて話すことができた。