ヤンキーなんて大ッ嫌い!!?




あー、声かけちゃった…

隼「ん?何?」

もぅ、言わなきゃね…

唯「あのね、話、あるんだけど
聞いてくれる?」

隼「うん、聞くよ」

隼人の声が、口調が、

なぜかいつもやさしく感じた。

だから少し安心した。

そして、ゆっくりと話しはじめた…

奈津に話したのと同じように、

全てを隼人に打ち明けた。

泣きそうになりながら話していると、

隼人は時々うんうんって頷きながら

私の頭をやさしくなでてくれた。

そのおかげで少し

落ち着いて話すことができた。