「ねぇ晴くんもう2年が経つんだね」

君と出会ったこの屋上

ここは今も思いでの場所

「ねみぃー」
ドアを勢い良く開けて入ってきたのは学校1のモテ男の音無朔邪(おとなしさくや)だった

私はコイツが苦手だ

「あっれ〜?高山さんじゃん何してるの?」

私は無言で彼の横を通りこそうとしたら

「俺,君の過去全部しってるよ」

「それで?」
「あははーそんな睨むなって」

「……」
「君の彼氏事故でし…」

これ以上聞きたくない…

「止めてあげたら?」
そんな声と共に私の目の前は真っ暗になった

「誰君?見たことないなぁ」
「おれ?8組の武中陸」

どうして私をかばうの?

「てか俺高山さんと話してるんだけど」

「君が一方的にでしょ?」「違うよ」

「でも彼女どう見ても嫌がってたよ?」

「さぁ?」

朔邪くんはおどけたように言った
そんな朔邪くんを睨む武中くん

「まぁいいや、じゃ!」

そう言って朔邪くんは屋上からへらへらとでていった