〜2年前〜

「好きです!!付き合って下さい」

私はその日大好きな人に告白をして…

「ごめん,彼女居るんだ」フラれた

ショックだった悔しかった
「うわぁーん」
大声で泣いた1人で

「君,大丈夫?」
「へっ?…ヒックヒック」

私はその瞬間から君に恋をしていたのかもしれない

「大丈夫…じゃないですー」
私は人前って言うのも忘れていた

泣き止んで数分後

「落ち着いた?」

「はい…ヒック…ヒック」

「何があったの?」
「フラれました」
「そっか」

「はい」
「まぁ同じ学校だしいつでも相談乗るよ、じゃあね高山藍さん」

「何で私の名前」
「ハンカチ…クス」
「あっ!って貴方の名前は!?」

「片山晴」

「…」
「じゃあね」

それから
何度も彼と会って話をした
でも本当に君を好きになったのは夏だった