「どうしよ…。」
柚希のお母さんと別れたわたしは泣いてしまってこの顔じゃ帰れないし柚希のことも考えたくてなんとなく近所の公園に来てブランコに揺られていた。
柚希のこと考えるとなんか悲しくなるな…。
わたし、ほんとに何かしたのかも。
「あれ?珍しいね!」
「あ…お兄さん。」
「ちょっとちょっと!お兄さんじゃないでしょ?」
「裕希…さん…」
「そう!それでよし!次から返事しないからな??」
相変わらず裕希さんは明るいなぁ…。
「…どうしたの?もしかして、泣いたの?」
「はい。少しだけ。でも大丈夫です。」
「何か悩みでもあるのかな?俺でよかったら、話し聞かせて。」
「あの…柚希が最近冷たくて…。」
「冷たい!?…ってどんな感じかな?」
「一緒に帰ってくれることも少なくなったし遊んでくれない…。受験が近いからとかそういうんじゃなくて、なんか、こう…」
「避けられてる感じ?」
「そう!そんな感じです!!」
「うーん…。ちょっと難しいかもしれないけど、意識しちゃってるんだよ。それでいつもと違う自分にも困惑して、今あいつはわけわからない状態なんじゃないかな?」
「困惑??」
「まぁ、要するに玲海ちゃんがすっごく可愛く見えて困ってるってことかな?簡単に言うと。」
「可愛く…!?いやいや!全然そんなことないです!!」
「これ以上言ったらさすがに可哀想だし言わないでおくけどね。でも、玲海ちゃんはほんとに可愛いよ?俺も玲海ちゃんに夢中だもん。もっと仲良くなりたいな♪」
「はい!わたしも裕希さんともっと仲良くなりたいです!」
裕希さんといるとなんでこんなに緊張するんだろう…。
年上だからかな?
「あ、年上とか全然考えなくていいからね!年の差とか気にしてほしくないし…。たかが2、3年の違いだからさ!」
「はい…。」
「だから…俺のこと、裕希さんなんて呼ばないでほしい。ちょっと距離感じるな。」
「え!?…じゃあ…裕希…くん……?」
「うーん、今はそれで許してあげるよ!昇格できるように俺が頑張ればいいしな♪」
名前…裕希くんって呼んじゃった…!!
なんか恥ずかしいってゆうか…緊張する…。
なんか顔が熱い…。こんな気持ち初めてだ。
「じゃあね、玲海ちゃん。俺、夏休み結構暇だからいつでも来てね♪」
「はい…!」
来てね…ってことは、またこういう風にお話ししてもいいってことなのかな!?
嬉しいな…。なんか少し仲良くなれたかも♪
