「二人とも、まず、お父さんが今日ここに来たのは何でかわかるかな?」
「……うん。」
「君たちのことだから、渚にはあまり詳しく話していないだろう。だから僕が説明するね。渚、簡単に言うとお父さんは、お母さんと玲海と渚のことを好きじゃなくなったんだ。」
「ちょっ!あなた…
まだ小さい子になんてことを……!」
ひどい…ひどいひどい…
どうして?
なに?何が起こってるの??
「いいだろう。本当のことだしどうせ知ることだ。」
「それでも言い方が!…」
「うるさい!!!!!」
……え?……
なに?頭が働かないっ…
「本当のことを言って何が悪いんだ!!あのなぁ…ここではっきり言わなくて何か余計ないらない期待をされても困るんだよ…!帰ってくるかもとか思われても困るんだ!だから、迷惑だから今日は完璧に全員と縁を切りに来たんだ。はやく切ってくれっ!!家に帰って恵子と愛満に会いたいんだよっ…!!!!」
だれ…?
目の前でヒステリックに怒鳴り散らしている男の人はだれ?……
意味わからない………怖いよ……
わたしは何かい言いたくても、お母さんを守りたくても、怖くて声が出なかった。
