わたしのヒーロー

「一緒にいられないの」



言っちゃった…。
言っちゃったよ…。


渚…ごめんね……



「でも、なぎさもきらいなひとといっしょにいたくないもん!だからしょうがないね!」



「……え…」



「はやくおかーしゃんのところいこう!」



「……うん!でも、おかーさんはおとーさんのこと大好きだったから悲しいみたい。これからは玲海と渚でおかーさんのこと、守ってあげようね!」


「うん!なぎさ、がんばる!!」




渚は4歳とは思えないほどたくましく強く冷静だった。
でもきっとさみしいって気持ちはあると思う。




私たちは手を強く握って家に帰った。