家からの道のり、いや、幼稚園に着いても柚希がずっと強く手を繋いでくれた。 玲海はそれがすごく嬉しかったし心強かった。 「え!?玲海ちゃん…」 「あ、翔くん。おはよう。」 「おはよ、翔。」 幼稚園着いて一番最初に声かけて来たのは翔くんだった。 「なんで一緒に…」