どれだけ泣いたんだろう… 下校時間を知らせる チャイムが鳴った。 もぅ帰らなきゃ… 「ありがと! もぅ大丈夫!」 「…」 あれ? なんか変なこと言ったっけ? 「…ブッサイク」 「ちょっ! 泣けって言ったの そっちでしょ!?」 ひどすぎでしょ、 それ! もぅさっきまでのは 何だったのよ せっかくいいとこ 見つけたと思ったのに! 「おぃ。おいてくぞ」 北乃は カバンを持って教室の 入り口にだるそうに 待っていた。