「あたしを助けてくれてありがとう。あたしと、友達になってくれてありがとう……あたしを強くしてくれたのはね、結衣なんだよ?」
一緒にいたときのことを思い出すと、自然と涙が出てきた。自分の意思じゃないのに。
ここに泣きに来たわけじゃないのに。
「ほんとはね…高校も一緒に行きたかったし、まだまだやりたいこといっぱいあったの…っ」
結衣があたしを助けてくれた日、結衣はあたしに強くなれと言った。
いじめっ子に負けないくらい強くなれ、と。
あの言葉であたし少しだけ変われた気がする。
「…何度感謝しても足りないくらい、結衣には助けられた…!」
出来るなら、一緒に大人になっていきたかったんだよ。
一生付き合っていく親友が見つかったって、あたし本気で思ったんだよ。
「何があっても、あたしの傍にいてくれた。いつでもあたしの味方でいてくれたね…」
だってこんなにあたしを思ってくれる友達なんて、一生出会うことないと思うんだよ。
結衣以外、いないと思うの。
結衣の代わりなんて、いない。



