動化家3

シューケルは、水晶のネックレスを手で握り集中した。

ガイラス「神頼みか…?バカバカしい…!」

ガイラスは、また木を移動した。

シューケルも移動して残り2本となった。

ガイラス「どっちが先にマグマの中に落ちるか勝負だ…!」

乗った木が沈みかけ2人は移動した。

すると、手で握っていたネックレスが光り出した。

シューケルの後ろに木が3本増えた。

ガイラス「やるじゃないか…!」

シューケル「お前負けるつもりだったんじゃないのか?」

ガイラス「それもお見通しか…。あぁ…。俺は、ばあさんと勝負がしたかった。」

ガイラスの木が沈んだ。

ガイラス「俺の負けだ…。危ないから、地上へ行け…!」

ガイラスは指を鳴らして、シューケルにバリアを貼り、地上へ投げた。

ガイラスは、マグマの中に吸い込まれて行くのを見て、夜桜はマグマの中に飛び込んだ。

ガイラス「馬鹿やろう…!来るんじゃねぇ…!」

夜桜「愛する人を1人にするのは嫌だよ…!一緒に行く…!」
シューケル「夜桜…!行くな…!」

夜桜「シューケル…。私を好きでいてくれて、ありがとう。バイバイ……。」

ガイラスと夜桜は、マグマの中に消えていき、マグマは消えた。

バリアが消えて、シューケルは2人を助けようと地面を素手で叩いた。

マイリーばあさんが来て止めた。

マイリーばあさん「止めなさい…!2人は死んだんだ…。」

リリは涙を流していた。

リリ「ガイラス様…。夜桜さん…。」

ジオラ「リリ…。」

リリ「仇を取ってやる…!次は、私が相手だよ!」

マイリーばあさん「リリ…。いいでしょう。私が相手してあげよう。」

ジオラは、シューケルを観客席に連れて行った。