「ルナ。愛してる」


私に愛をいっぱい捧げてくれる彼に、私は強く惹かれていた。


―本当は…

出会ったときから惹かれてたんだと思う。大人の魅力をもつ彼に。その優しい瞳に。



「悠一さん…好きです…」



静かに呟き、静かにキスをする。


この時は他に怖いものはない。
もう…大丈夫

そう思ってたの。


―なのに、すぐ壊れた。