,*`Blackcat`*,

いいな……

って学校なんて自分には無縁の話しじゃんか。

「………………。」

「どうしたんですかBlackcatさん？？」

はっ
何やってんだ自分は………学校は諦めたはずなのに。
「なんでもない……。」

「そうですか？じゃあ取り合えず座りましょう。」

「………あぁ。」

淳也についていき、すぐ近くにあったソファーに座る。

「………ところでBlackcatさん、Blackcatって言うのも長いんでなんかあだ名決めていいですか？」

ソファーに座ってから淳也が突然わけわかんないことを言ってきた。

「……………淳也がそうしたいなら別にいい。」

「本当ですか！！どうしようかな〜〜Black、cat……cat……猫……！！！！！！」

ガタッ

「っ！！」

「あだ名決まりました！！！Blackcatさんのあだ名は………“猫さん”にします！！」

いきなり淳也が立ち上がってあだ名を大声で言うから周りの皆がこっちをみてる。

「……“猫さん”…か………。」

「どうですか！！猫さんいいと思いません！？」

そうだな……なんか心がポカポカするな……。

唯稀はフードを外し淳也の方をむいた。