唯稀は行く場所もなくブラブラ歩いていた。

「………倉庫行くか…。」
そう言い唯稀は昨日の倉庫に向かって歩いて行った。
その唯稀の顔は口角が上がっていて何かを楽しみにしているような顔だった。



「……着いた。」

唯稀は昨日の道のりを思い出し倉庫に着いた。

大きな鉄のドアに手おかけて、おもいっきりドアを開いた。

バンッ!

「!!!!誰だ!?」

ドアを開いたら中にいた人達が一斉にこちらを見た。
「Blackcatだ。」

そう答えると皆慌てだした。

「っ…Blackcatさん!どうしたんですか!?」

皆が慌てている中淳也が近づいてきた。

「早速来てみた。」

「そうですか!……でも、総長達は今学校に行っていまして……。」

「学校………。」

そうか………学校行ってるんだ……。