「嘘だッ!「本当だよ…」


歩ッ


「龍にぃの言ってることは本当


仁君に近づいたのは…唯を大事にする
やつか…調べたかったから…


ごめんなさいッ


…ゥッ……グスッ…ごめんなさい…」


「…も…い…よ…ゥッ…」


あたしも泣いてた


こんなにあたしのことを歩は大事にし
てくれてたのに…ッ


「あたしたちね…明日には…アメリカ
へ行くの


だから…バイバイッ」


最後に笑ってた歩は…これまでで一番
可愛かった