君に恋をして…【完】

その日の帰り


唯は泣きそうな声で


「仁を信じていいんだよね?
あたしのこと好きで居てくれるよね?
ずっとずっと傍に居てくれるよね?」


なんて当たり前ことを聞いてきた


「バーカッ」


腹いせに唯のほっぺをつまんでやった


「ひたひおー(痛いよー)
ひふほんひほはへけお…(質問に答え
てよ…)」


と涙を流しながら言った


「俺だけを信じろよ
俺はお前が俺のこと嫌いになってもず
っと好きで居るから
あと俺はずっとお前の傍に居るから」


俺は唯を抱きしめた


小さくてでも強くてかわいい唯を


俺はお前の味方だから…