君に恋をして…【完】

でも、それが楽しいんだ……


仁君と話してると落ち着くっていうか


なんなんだろう……


この気持ち……


自分が……わかんないよ……


「……い?唯?」


「……!」


ボーとしてた……


「大丈夫か?」


仁君があたしの顔をのぞきこんだ


「……っ///」


顔近い!


綺麗な顔……


「おい?熱でもあんのか?」


「……大丈夫だよ!
続けよ?」


**********30分後************


「仁君……あなた絶対頭いいわよね?



今仁君に質問中です


だって、こんな問題…もし本当にわか
んなかったら、30分やそこらででき
る問題ではない


なんなのよ……


仁君って……


「絶対一人でできるよね?」


「おい、唯耳かせ……」


「/////」


「ってことだから……///
これからも一緒にやろうな///」


と言って教室を出ていった


すると、クラスメイトのヒソヒソ声が
一気に聞こえてきた


でもそんなの耳に入らなかった……


仁君の……


『俺が……唯と一緒に勉強してーんだ
よ…///』


という声と吐息に混乱してたから……


「本当になんなの?
仁君って………
わかんない…」